しょくのこのゆるく空回りな暮らし

感受性高めな管理人がゆるい日常の様子をお届けするブログです、ときどき熱血のスイッチが入ります(笑)乗り物と旅行と料理が好きです。

4月の実話 その①

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休日はいろいろなところへ出かけて過ごすことが多く、出先でたくさんの人と話すことがあります。

 

今回はその中で聞いた話しなどを紹介していきます。

 

〜新卒で会社に入ったWくんの話し〜

4月は多くの新社会人が誕生する月です。Wくんも専門学校を卒業し、4月から東京のIT関係の会社に就職しました。

同期は15人で男性は5人、女性は10人でした。

Wくんは会社の研修でTさんという女性とペアになりました。Tさんは新卒10 人の女性の中では一番可愛く、誰にでも平等に接する性格でした。Wくんは会社の研修でペアになったことでTさんを意識するようになりました。ですが、恋愛経験がなく、自身のない性格だったWくんは他の新卒の男性がイケメンばかりだったので落ち込んでいました。

 

研修はペアで課題をこなして終わったペアから帰っても大丈夫というスタイルでした。ある日の課題でWくんとTさんは苦戦し、新卒の中で帰るのが一番遅くなってしまいました。

 

課題で疲れていてすぐ帰ろうとしていたWくんは「今日金曜日だしどこかで飲んで帰らない?社会人になって帰りに飲むってなんか憧れてて」とTさんに誘われ、女性から何かに誘われたことがなかったWくんは二つ返事で飲みに行くことになりました。

 

地方から出て来た二人は田舎の話題で盛り上がり、東京の観光地でどこに行きたいかという話しになり、偶然行きたいところが同じお台場という話しの流れから「じゃあ明日行こうよ」とTさんに誘われ、行くことになりました。

帰り際に「連絡先教えとくね」とスマホに登録してもらい、Wくんは内心「こんな可愛い人とどこかに出かけられるなんて夢みたいだ」と思ったそうです。

 

あくる土曜日、土地勘のない2人は新宿で街わせてお台場に行くことになりました。Tさんを待たせてはいけないと1時間前に到着していたWくんはずっとそわそわしていました。そして待ち合わせの20分ほど前にTさんは現れました。スーツ姿しか見たことなかったので私服の第一印象は「めちゃくちゃ可愛い&同期の中で自分しかTさんの私服見てないんだよな」と優越感と喜びでテンション上がりまくってたそうです。

 

WくんはTさんと合流してお台場に向かうまでは頭がずっとふわふわしていたそうです。今まで恋愛経験がなかったWくんは初めての異性とのお出かけ相手がめちゃくちゃ可愛い人だったので心底嬉しかったそうです。

 

お台場についてからは夢のような時間で気づけば夕方5時過ぎ、すっかりWくんはTさんとは本当に気が合うなと思い込んでしまっていました。

 

帰りはまた飲みに行こうという感じになり、2日連続でTさんと2人きりで飲むことになりました。飲みの途中で住んでる場所の話しになり、2人は近場だったことで話しがまた盛り上がりました。飲みのノリのままTさんが「せっかくならこのままWくんの家に遊びいっていい?」ということになりそのままTさんと家までいき、朝までゲームをして過ごすことになりました。

 

Wくんは内心ずっとどきどきしてました、デートに行って、飲みに行って、家にまで来て、初めて呼んだ女の子がめちゃくちゃ可愛い人で朝まで一緒に過ごしてくれるなんて絶対僕に好意があるに違いないと思い込んでしまいました。

 

しかし、自身がもてないWくんだったので好意を伝えることができなく、お台場デートから3ヶ月が過ぎていました。

Tさんは会社でもよく話しかけてくれました。同期の中にはあいつら付き合ってるんじゃない?と嬉しい噂が立ち始め、自身のなかったWくんもいよいよ告白しようと決心しました。

 

この頃には2人で飲みに行くのも当たり前になっていたので金曜日にまた飲みの約束をし、そのときTさんに告白することにしました。

 

金曜日の退社後、いつもの時間に待ち合わせていつもの居酒屋に飲みにいった。

2人で乾杯後、Tさんは開口一番「私、同期のAくんと付き合うことになったんだよ〜」と満面の笑みで笑いかけてきた。 

 

Wくんは思わず「今・・・なんて?」と聞き返し、返ってきた言葉は「だから〜同期のAくんと付き合うことになったの!」でした。

 

同期のAくんは同期の女性にはあまり受けがよくなくWくんも全く眼中になかったそうです。なのでWくんはパニックになったそうです。

内心(あれ、だってAくんとTさんって何も接点ないじゃん)と思ったが口には出さず、Tさんは間髪入れず「この前Aくんと3回目のディズニーランドいってその時告白されたの」と再び満面の笑みで笑いかけてきたそうです。それからは「だってA くんって○○なんだよ、でも○○なところがあって・・・」と全力の惚気話が始まったそうです。

完全に自分に好意があると思い込んでいたWくんはTさんとAくんが遊んでることなど全く知らなかったので余計パニックになりました。

Wくんは気持ちが悪くなり、トイレのために席を外しました。トイレに入った途端に激しいめまいと吐き気で立てなくなり、便座にしがみつきながら10分以上も泣きながら吐き続けたそうです。心配したTさんが男性店員さんをトイレに呼んでくれたのですが、Wくんは意識がぼーっとしたまま席に戻り、Tさんに片言で「ゴメン、ヨウジデキタ」とお金を払って帰ってしまったそうです。

 

それからWくんは仕事が終わって自宅に帰ると毎日3時間以上泣き続けたそうです。毎日泣いていたので職場の先輩に心配されるほど目が腫れていました。

 

それを見たTさんは「どうしたの?何か辛いことあったの?いつもみたいに飲みながら相談のるよ」と満面の笑みでまた笑いかけてきたそうです。

当人は本当になぜWくんが泣き腫らしているのかわからないようで、それが余計にWくんを傷つけたそうです。

 

初めて叶いそうな恋愛で失恋してしまったので反動が大きく1ヶ月以上泣き続けたそうです。そしてある日の会議中に今のつらい状態に耐えられなくなり、自分のノートパソコンを頭で思い切り壊して会議室を出ていってしまったそうです。

 

それまでは仕事を丁寧にこなす真面目な人という印象だったWくんはその日のうちにやばいやつだと周りの部署に広がり、心配した同期が全員が元気付けさせる飲み会を開いてくれたそうです。

 

しかしその飲み会では、AくんとTさんが隣り同士で完全に飲み会そっちのけで2人の世界に入っていたそうです。それを見たWくんはまたトイレに駆け込み長い時間吐き続けたそうです。

 

その飲み会の後、同じ部署の先輩も必死に元気づけてくれたそうですがWくんは自分がおかしくなった原因を最後まで話さなかったそうです。そして新社会人5ヶ月目にして会社を退職したそうです。

 

※ほぼ実話の話です(聞いた話しをまとめたのでつたないところあると思います)

これを話してるときのWくんはどこかスッキリしていながらも、過去を引きずっているような葛藤した生々しい表情だったので印象的です。

 

恋は盲目という言葉がありますが思わせぶりで振り回される男性は少しかわいそうですよね、ちなみにWくんが会社を辞めた半年後にTさんとAくんは21歳という若さで結婚したそうで突然そんな連絡を受け取ったWくんは再びパニックになり、そのままパニック障害になってしまい新しい仕事が続けられなくなったそうです。

 

実はこの話は前回の記事、家庭環境と自己肯定感①と② の中で触れた事情がWくんの背景にありました。

 

もし気になったら今回のWくんのことを踏まえながら、前回の記事を呼んでいただきたいと思います。

 

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